2026年 5月
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皆様お元気でいらっしゃいますか。5月になりました。4月はとても充実した一ヵ月間を過ごすことができました。 4月の2日と3日には「木村竜蔵、木村徹二が歌う坂東玉三郎の世界」と題名を付けて、演舞場でコンサートを開催させてきました。前にも述べましたが木村家のファミリーコンサートを見て感激したのがきっかけで、こうした御縁ができたわけでございます。あの素晴らしい歌声の御兄弟のお2人に、是非アメリカンスタンダードやカンツォーネ、そして、ミュージカルなどの素晴らしい名曲を歌ってもらいたいという思いからこのようなコンサートを開かせていただきました。そして4月8日からは演舞場で30年ぶりの公演を開催させていただきました。今回は「口上と衣裳解説」、そして岩谷時子さん作品の「夢二慕情」、そして唯是晨一先生作曲の「長崎十二景」の上演でした。過去に演舞場に出演いたしましたのが1996年2月でしたので、30年と二ヵ月ぶりの演舞場本公演ということになりました。初日以来お客様が大勢いらっしゃってくださいまして、公演も成功裏に終わり歌舞伎俳優としてこれ以上の喜びは無いのです。4月2日3日のコンサートと、8日から23日の演舞場公演、そして24日には「シネマのひととき」公演を開催させていただきました。そのような一ヵ月で今月はほとんどを劇場と自宅の往復ばかりでしたのでご報告することが多くないのです。
数年前に小さな松と紅葉を知人から頂いたのですが、「せっかく頂いたのですから自宅へ持って帰り、枯れてしまうまでは自宅でお世話をしたい」と思い持って帰りました。葉が落ちて年が明けて春になって芽が出てきて大きくなって来てあまりに可愛く思い『ああ、これだったら盆栽を作れるかなあ』と思ったのです。通信販売で盆栽の鉢を買って植え替えて手入れをしながらYouTubeなどを観て育て方も研究しました。そこで『盆栽も本当にいいなあ・・・』 。この松を能楽の松羽目の形にできたらと思い針金で形を作って行きました。そんなふうにしているうちに桜の季節になり、桜の盆栽も欲しいと思い、購入して世話をしてきたのでした。胡蝶蘭を楽屋にいただきましても、小さなものでしたら自宅に持って帰りお世話をして毎年花を咲かせているのです。
さて、5月は再度八千代座に伺います。去年35周年で八千代座は最後の公演かと思っておりましたが、体力の続く限り、小さい公演でも続けられればと思いました。「お話と素踊り」の会などが続けられれば、あるいは「コンサート」のようなものが続けられればと思っているのです。5月は6月南座公演の準備をしながら過ごさせていただきます。段々と体調整えるのに時間がかかるようなりましたが、できる限り舞台の為に過ごしていきます。順調に舞台が務めることが出来、お客様に良い時間を提供できるようにといつも思って考えています。それでは劇場でお待ち申し上げております。皆様も素晴らしい5月をお過ごしくださいませ。



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